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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第4章 悦楽園(天地シリーズ)
「 約束?あぁ‥
あの約束か…………
あれは破棄だっ‥」
その言葉を耳にした瞬間、部屋から逃げ出そうとしたアルをレオは簡単に捕らえる
壁際に抑え込むとアルの顎を男らしい手でしゃくり上げ瞳を覗き込んだ。
荒がる息も絶えだえに熱い呼吸を繰り返し言葉を吐く
「 俺様は約束を破ったことはない.....」
「この状態でよくそんなこっ‥!
んッ……ッ…‥ハァッ」
抵抗するアルにレオは力強いディープなキス攻めをする。
グチュリと熱い舌をアルの可愛い唇にねじ込みじっくりと絡め、レオはアルを挑戦的な眼差しで見つめた
「俺様が近づかないって約束したのは‥男に変装した時のアルだッ」
「…な!?」
そう、レオは一度男装したアルと(剣の勝負に負けたら二度と近づかない!)
そんな賭けをしてあっさり負けていた。
レオは口端でニヤッと微笑し、そして目を見開き青ざめるアルの首筋に顔を埋めた
「ハァ――
すげぇいい匂いがするな‥お前ッ‥」
風呂上がりの石鹸の香りを深く嗅ぎながら、ついばむような軽いキスを首筋に繰り返しレオは低音のかすれた声で囁く
「 安心しな....
ちゃんと
優しくしてやるから....」