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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第5章 微熱の一夜…(灼熱の砂丘)
愛美を跨いだままのその上でアサドは自分のシャツをゆっくりと脱いでいく──
まるでエロティックな男のヌードショーだ。
軍隊で長いこと鍛えられた肉体美が挑発するようにしなる。
逞しいのに筋肉の付き過ぎでもなく程好く引き締まった腰の腹筋が愛美の情欲をそそった──
愛美は思わずコクッと唾を飲んでしまった。
アサドはその愛美の喉元を見てニヤリと口端に笑みを含んだ。
「今、何を想像した?──」
「──…!…な、なんにもっ…」
赤い顔で否定しても説得力に欠けてしまう。上半身を露出したアサドは愛美の唇に指先で触れるとその口腔に長い中指をゆっくりと挿入させた。
「んっ…ふっ…」
愛美の可愛い舌がアサドの指に唾液を含みながら絡み付く。
アサドはそれを上下に動かしながら厭らしく愛美の口腔を撫で回した。
慣れない動きに息苦しさが増し、愛美の呼吸が少し乱れる。
アサドは愛美のその表情をうっとりと眺め熱い息を漏らしていた。