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あかさたなはまやらわ
第2章 VSいじめ
「てめぇ!」

取り囲むガキども。

俺はいじめられていた少年に問う。

「おい! お前はいじめられて悔しくないか!?」

「……悔しい」

「だったら力でなんとかしてみせろ!!」

俺は木の棒を少年に渡す。

瞬間、少年の目は殺し屋の目になった。

「了……私の力を見せつけてやりますよ」

少年はスサノオの如き猛攻ぶりでガキどもをボッコボコにしていく。

何度も顔面に木の棒を打ち付け、唾を吐き掛ける。

5分も経たないうちにそこは血の海になった。
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