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またいつか貴方と
第8章 なぜあなたなの?
『ちょっと来て』
やっぱり亜里沙は怒っている。
連れてこられたのは学校の近くにあるカフェで
亜里沙とよく行くところだった。
そしてロイヤルミルクティーとスコーンを
二人分頼んで会計をすませた亜里沙が
ミルクティーを持って席に移動する。
「待って…私払うよ。」
『いいわよ。別に。これはお詫び。
私も沙綾の話聞いてないのにひどい事言ったから』
やっぱり亜里沙は私の親友だ。
それだけで涙が出てきちゃう。
『ちっ、ちょっと何泣いてるのよ。』
亜里沙はバッグからティッシュを出してくれ
私に差し出してくれた。
「ありがとう。」
『やめく泣きやめ!!!話出来ないでしょっ!!!』
亜里沙に一喝されて私は泣くのを辞めれた。
そしてちゃんと亜里沙と向き合うことを決めた。
「亜里沙、私は…今でも聡くんが大好きなの。」
会いたいよ...
どこに行ったの...