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またいつか貴方と
第10章 高校3年生
4月になり学校に行くとクラス発表があり
なんとまた亜里沙と同じクラスになることが出来た。
『また沙綾のお世話しなくちゃいけないの?』
「お世話ってひどくないー?」
二人でうだうだ言い合いしていると
邪魔なんだけど。と男の子の声がした。
見ると亜里沙の席の隣の男の子で
私が座っていて邪魔だったらしい。
「あっ、ごめんね。」
『うん。』
『上松ー。態度悪すぎ』
「亜里沙辞めなよ。上松くん?
ごめんね勝手に座っちゃってて…」
『別にいいけど…』
それからバタバタしていた一日だった。
亜里沙ともあれから話していなくって
放課後一緒に帰ることにした。
聡くんは仕事でバタバタで
残業になったりするから負担をかけたくなかったから。
「亜里沙彼とはどう?」
『ど、どっ、どうって…な、なによ。』
ふふふ!挙動不審な亜里沙。
おもしろい。
すると今までにないくらい甘い言葉を
言ってくるらしく亜里沙は自分らしく居られないと
愚痴をこぼしていた。