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またいつか貴方と
第10章 高校3年生
来月半ばに学年で研修学習会がある。
その班決めをしている時
亜里沙といたら一緒にしない?と
声をかけられた。
男女2ずつの班をつくらなくてはいけない。
声をかけてくれたのは上松くんと原くんだった。
『よろしくねー』と明るくて気さくな原くん
それに対して上松くんは静かなタイプ
でもこの上松くんは後で私に関わることになる。
班が決まったら報告に行き
その中でも担当を決める。
私と上松くんは料理担当になった。
亜里沙は原くんと雑務係となった。
『雑務って何よー。意味わかんない』
と文句を言う亜里沙を隣で原くんが宥める。
『橋本は料理出来るの?』
上松くんに尋ねられ出来るよ。と答えると
へー、意外。と言って居なくなった。
バカにして!!
出来るよ。それくらい…
あ、今度聡くんにご飯作ってあげよう。
オムライス?パスタ?
それとも肉じゃが?煮物?
よし!!楽しみになってきた。