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またいつか貴方と
第11章 お誕生日おめでとう




その頃デパートでは真也さんと
おじさんのえらい人と悪口を言った社員で
話し合いが行われていた。


『神崎様、大変申し訳ございませんでした。』

おじさんは頭をさげていたらしい。
おじさんは外商の統括部長で
真也さんが買い物する時は担当の外商員と
その統括部長が回ることになってるらしい。

「俺はどうでもいいんだよ。
謝るのは俺ではない。あの子に対してだろ。」

『はい。確かにそうです。』

「客を見た目で選んでいいのか?」


真也さんがだんだん不機嫌になってくると同時に
部長の顔色は悪くなる。


「あの子は堅実な子だから
お年玉とか小遣いとか賢く使って貯金している。
それを援交だのなんだの。
ここの社員は客をそういう目で見るんだな。」

『それは!!!!』


悪口を言っていた社員は焦って言葉を発した。

「悪いがしばらくここにはこないだろう。
あっちのデパートで買い物する。気分悪い。
あんた社員の指導はちゃんもしないと。
うちの会社ならクビだ」


真也さんは捨て台詞をはいてデパートをあとにした。




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