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またいつか貴方と
第14章 急なお別れ



亜里沙は教室にはいかず
私を屋上へ連れていってくれた。


『沙綾に謝らないといけないことがあって…』

ん???謝る?
亜里沙は何にもしてないじゃん。
むしろ私を病院に行くように指示してくれて
聡くんにも連絡してくれていた。


『あのね、あの時沙綾が出血してた時
私もパニックになっちゃって。
養護の先生来てくれた時に
この子妊娠してるの!!沙綾とお腹の子を助けて!
って廊下で周りに人がいっぱい居たのに
叫んじゃった...ごめん…ほ、んとに…ごめん』


亜里沙は私のために周りが見えなくなっちゃったんだ。
でも一生懸命に助けようとしてくれた。

「亜里沙。大丈夫だよ。
この一週間泣いたの。
聡くんとの赤ちゃん居なくなっちゃったけど
また来てくれるよね?ってちゃんと話した。
必死で助けようとしてくれたんだよね?
ごめんなんて言わないで。
亜里沙ありがとう。」


亜里沙は泣いてくれた。
二人で抱き合ってワンワン泣いたの。



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