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またいつか貴方と
第2章 始まり



それから聡くんと向かい合うようにして
聡くんの太ももの上に座った。


聡くんはおでこや瞼、頬や唇に
チュッとリップ音をさせながら
キスをしてくれる。

そんなキスでも私は気持ちよく思えて
それに応えるように聡くんの首に手をまわし
チュッと唇にキスをした。



『あんまり煽るなよ。ここではしたくない。
夏期合宿終わったら沙綾の家行っていい?』


私の???掃除しなきゃ…


「片付ける…」

『ははは。嘘だよ。真理子さんにはちゃんと
挨拶しとくだけ。俺ん家来いよ。』



それって付き合ってるって言うの?と聞くと
もう知ってるんじゃないかな。だって。

絶対お兄ちゃんじゃん!
もう!!!!こういう事だけは
ちゃっかり連絡するんだから!


「じゃぁ、私も聡くんのお母さんに
ご挨拶しなきゃ」
張り切って言うと笑って『姉貴にもな』
って言われた、
お姉さん綺麗な人だった。

前に背が高い男の人とお家から出てくるのを
みたことがあった。




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