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またいつか貴方と
第15章 癒しの海



謝ってもらったところで
許せる話ではない。


今度接触があった場合は
遠慮なくさっきの診断書を持って
警察に行かせてもらうことを約束し
学校を後にした。

聡くんはしばらく乗ってて。
疲れてたら寝てていいよ。と言ってくれた。


「沙綾声出てよかったね。
着いたら言うから寝てな。」


別に疲れていた訳では無いけど
いつの間にか寝ていて着いたと聡くんに起こされた。


「わー。ここ来たかった海。
んーーーー綺麗...」

「砂浜行ってみる?」

「うん!!」


二人で手を繋いで砂浜を歩く。
車で1時間近く走った海はいつも見る
海浜公園の海とはまた違う感じ。


こっちの方が波が少し高いような感じがする。
でも周りの静かさはこっちの方が静かだから
波の音をダイレクトに感じられる。


「はぁー。落ち着いた!
聡くんありがとう」

「いいえ、どういたしまして。
本当に海好きだな。」


うん!大好き。
落ち着くんだよね。



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