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またいつか貴方と
第3章 ぬくもり



夏期合宿から帰る時
聡くんは家まで荷物を持ってくれて
帰ってくれた。
って言っても3棟横が聡くんの家…


聡くんは母と少し話したいからと
家まできてくれたのだった。



ガチャッーーーー


「ただいまーおかーさーーーん」

『おかえりなさーい』
歳を考えろと言いたくなるような
キ〇ィちゃんのエプロンをして
スリッパをパタパタさせながら玄関に
走ってやってきたのだ。

でも、そのエプロンは小学6年の時に
母の日に合わせて私が作ったものだった。


『真理子さん。お久しぶりです!』

『あら、聡くん。元気?
沙綾のことよろしくねー!!』


やっぱり知ってたのか!
お兄ちゃんのやつーーーーー!!!



『綾人から聞いたの。
聡くん沙綾のことずっと好きだったなんて!!』

『そうなんです!
小さい頃から沙綾の事好きでした。
今回合宿で再会して沙綾が付き合ってくれるって
言ってくれたんです。
だからこれからもよろしくお願いします』


母、真理子はこちらこそー上がってケーキ食べて
帰りなさいー!と強引に聡くんを家にあげた。




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