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またいつか貴方と
第20章 ダブルデート
早苗さんのカフェは直人くんは
食い入るように見ていた。
『あれ、彼はここのカフェ来たことないから
珍しいー?』
早苗さんはいつでも誰にでも笑顔だ。
『いや、俺カフェでバイトしてるんですけど
ここのカフェ素敵だなって。』
『ふふふ。ありがとう!』
嬉しそうな早苗さん。
楽しそうな直人くん。
それをみて微笑む亜里沙。
うん。こういうのなんかいいなーって思っちゃった。
一人でニヤニヤしていると
「何が嬉しいの?」
聡くんが笑いながら聞いてくる。
「うん、なんかいいなって思って。」
「確かにこういう事あんまないもんな。
たまにはみんなでどこか行くの計画するか。」
うん。と返事をした時早苗さんがやって来て
テーブルの上に人数分のパフェを並べた。
「早苗さん。私たち頼んでないよ…」
『これは私からのサービス。
沙綾が元気になってるから。』
「早苗さん…ありがとう!!」
私達はパフェを頂いた。
たくさんのフルーツが乗っていて美味しかった。