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またいつか貴方と
第20章 ダブルデート




それからボーリングに行き
お互いペアになり対決をして
負けた方がジュースをおごることに。

直人くんと亜里沙はそれなりに上手かった。
その反面私は...


「まただ...」


レーンの両サイドの溝に好かれているみたいで
吸い込まれていく。
その度に聡くんがフォローにまわり
スペアを連続して出した。

けど私の下手さにはどうにも太刀打ちできず
負けてしまったから私がジュース代を払った。


『『いただきます。』』

亜里沙達にお礼を言われた。
すると横から聡くんも
「ありがとう!」と。

えー。聡くんにも買いましたからね!

「私のせいだから。」

「まーでもあんなガターばっかりになるとは
思ってもいなかった。」

「ははは。
沙綾はどうしても左に行ってたな。」

「練習して次こそは!!!」

意気込む私を笑いながらみんなで見ていた。


聡くんとボーリングは初めてだったけど
すごく楽しかった。
またみんなで来たいな。





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