この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
またいつか貴方と
第20章 ダブルデート
それからボーリングに行き
お互いペアになり対決をして
負けた方がジュースをおごることに。
直人くんと亜里沙はそれなりに上手かった。
その反面私は...
「まただ...」
レーンの両サイドの溝に好かれているみたいで
吸い込まれていく。
その度に聡くんがフォローにまわり
スペアを連続して出した。
けど私の下手さにはどうにも太刀打ちできず
負けてしまったから私がジュース代を払った。
『『いただきます。』』
亜里沙達にお礼を言われた。
すると横から聡くんも
「ありがとう!」と。
えー。聡くんにも買いましたからね!
「私のせいだから。」
「まーでもあんなガターばっかりになるとは
思ってもいなかった。」
「ははは。
沙綾はどうしても左に行ってたな。」
「練習して次こそは!!!」
意気込む私を笑いながらみんなで見ていた。
聡くんとボーリングは初めてだったけど
すごく楽しかった。
またみんなで来たいな。