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またいつか貴方と
第21章 夏休み



荷物を届けないといけなくなったことを
聡くんに一応LINEするとすぐに返信。

【もうすぐ仕事終わるから学校にいな。
連れてってあげるから。】


こんな時間に終わるのは珍しい。
何かあったのかな?


中庭のベンチに座り聡くんを待つ。
亜里沙どうしたんだろう。
LINEしても既読にはならなかった。

こういう時は直人くんにLINEしてみよう。
この前のダブルデートの時にもしもの事がってことで
きいておいてよかった。


【こんにちは!沙綾です。
亜里沙から連絡あったら教えてください!】


すると既読がすぐについて
無料の電話がかかってきた。

「もしもーし。」

『あ、沙綾ちゃん。亜里沙どうかした?』

「あ、うん。いろいろあってね…連絡あった?」

『いや、学校終わったら連絡あるはずだったんだけど
まだないんだ。電話しても出ない。』

こりゃまずいな…
私から直人くんに話すのは間違ってるし…


あたふたしているとスマホが耳元からなくなった。




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