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またいつか貴方と
第22章 危ないから辞めなよ



9月のある土曜日
聡くんの家に行くと家の前にバイクが
3台停まっていた。

一台は聡くんのであとは友達かな?

亜里沙と遊ぶ約束をしたから聡くんに一言言いに来たのだ。

インターホンを押すとおばさんが出てきて
『あれ?聡今友達が来てるのよ。』と
知らせてくれたけどすぐ帰るから大丈夫と
聡くんの部屋に上がっていった。


「聡くん…」

「沙綾どうした?今からツーリング行くけど
沙綾もケツ乗って一緒に行くか?」


私はブンブン首をふり
「違うの。亜里沙と遊ぶね?」と伝えると
帰りは迎えに行くから連絡しな。と言われた。


すると入口のところにいる私の前に
ピョンッと現れたチャラそうな人。

私はビクッと一歩ひいてしまった。


「祐輔!沙綾にちょっかい出すなよ。」

聡くんの不機嫌声とは反対に
ルンルン気分な声で近寄ってきた。

『君が沙綾ちゃん?可愛いー。
こんな可愛い子塾にいた?』


ふると祐輔と言う人は私の手を握って
ブンブンと握手をする。




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