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またいつか貴方と
第22章 危ないから辞めなよ
みんなでビリヤードをすることになった。
聡くんと私
祐輔くんと飛鳥さん
ヨネくんと美香ちゃん
みんなで楽しんだ。
でもルールなんて知らない私。
あのー何あの棒みたいなやつの持ち方も
どういうルールなのかも分からずに
みているだけだった。
すると飛鳥さんは
持ち方までも丁寧に教えてくれた
見た目は怖いけど、優しい人だった。
持ち方からどうやればいいかまでしっかり
教えてくれて聡くんの出番はなかった。
「飛鳥ちゃんありがとね!
彼女なんだけど幼馴染でもあるんだ。」
『へー。その子が蛍子ちゃんの言ってた子なんだ。
聡よかったじゃん。蛍子ちゃんも喜んでるね。』
今の会話を聞くと飛鳥さんと蛍子ちゃんは
どうやら仲がいいらしい。
「いろいろ教えてくださってありがとうございます。」
「敬語じゃなくていい。飛鳥でいいから。」
思ったより怖くないのかもと思った。
だから飛鳥とはすぐ仲良くなった。