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またいつか貴方と
第22章 危ないから辞めなよ
「聡くん!!その人誘ってみんなで遊ぼ。
ヨネくんは彼女いるの?」
「ヨネは今いたっけ?いると思う。」
「じゃー、祐輔くんのためにもみんなで!ね?」
聡くんは聞いとくと言いながらすぐに
スマホを取り出してLINEしていた。
そして聡くん達とその約束が現実になったのは
2週間後のことだった。
「...!!怖…ぃ」
私が声にならない声で聡くんにしがみついている。
すると祐輔くんと一緒にやってきた見た目
かなりのヤンキーの人。
『よろしく。』
手を出されたので手汗かいてたらダメだから
服でゴシゴシと拭いて挨拶を交わした。
「聡くん…ヤンキーじゃん!!」
「だから言ったでしよ?」
「けどあそこまで怖いとは聞いてない。」
「言ったじゃん。超ヤンキーだって。」
確かに言ってたけどそこまで怖い思いして
しなきゃいけないのかとプルプルさしていた。
『『「ははははは!!!」』』
爆笑された。
聡くんと祐輔くんと彼女に。