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またいつか貴方と
第24章 奇跡を信じますか?
お父さんと話しながら家に付いて玄関をあけると
リビングからいい匂いがする。
『お、今日はお好み焼きだな。』
お父さんよく分かるなー。
でも確かにいい匂い!
『あら、珍しい。お父さんと沙綾が一緒なんて。』
「『ただいま。』」
お父さんと私は声を揃えて言った。
私は少しお腹が空いたから
お好み焼きを少したべることにした。
久々に家族全員で食べてたわいもない会話をして
少し気分が楽になったような気がした。
明日も学校だ。
午前は頑張って午後はまた聡くんのところに。
早く目を覚まして名前を呼んで?
あの優しい声で話しかけて…
そして大きな体で包み込んでほしい。
その夜何故か異様に眠たくなってあれ以来
初めて5時間もねむることができた。
スッキリした気分で起きることができ
私は学校に向かう準備をする。
そして学校に行っている時に
奇跡はおきたのだ。