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またいつか貴方と
第27章 過酷なリハビリ
翌日病院に行くの怖かったけど
聡くんの様子が気になるから気付くと病院にいた。
お兄ちゃんは普通に行けとアドバイスをくれた。
だから勇気を出して病室に向かう。
ノックすると共にはい。と聡くんの声がする。
「聡くん...」
「沙綾!ごめんな。」
いつもの聡くんだ。
「沙綾昨日はごめん。悪かった。
お前に当たってしまって。
姉貴にぶん殴られて目が覚めたよ…
もう無理しないから…」
「聡くん...ッうっ...」
おいでと言ってくれたから聡くんに飛び込む。
悪かったと頭を撫でてくれた。
「実は無理してたのはしてたんだよ。
肋骨も折れてるのにやってたから
またちょっと痛むからしばらく休憩。」
「バカ!!ホントに無理しないで!!」と
怒っちゃったけどこれがホントの気持ちだから
無理して悪くなっても困るから念押ししておいた。
気をつけます。と反省の言葉を聞いて
安心することが出来た。
聡くんはあれから無理せず
まず肋骨がくっついてからリハビリするときめたらしい。