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またいつか貴方と
第27章 過酷なリハビリ
家に帰って部屋にこもっていると
お兄ちゃんが蘭さんと帰ってきた。
そしてトイレに出た時に
お兄ちゃんとばったり会ってしまった。
目を腫らした私を見て
欄さんもいるお兄ちゃんの部屋に通された。
『沙綾ちゃんどうしたの?』
『蘭に聞いてもらえ。俺飲み物取ってくる。』
部屋に蘭さんと二人になった。
それからゆっくり病院であったことを伝える。
『そっか…聡くんも頑張りすぎてるんだね。
沙綾ちゃんと早くまたいたいからかな?』
「でもね、無理してほしくないんだ。心配だから。
それも分かってもらいたかったけど…」
そんな話をしているとお兄ちゃんが戻ってきた。
そして私の話を聞いて優しく声をかける。
『あいつバカだから。本心じゃないと思うよ。
多分今頃めちゃくちゃ後悔してるぞ…』
「うん…だから蛍子ちゃんが喝入れるって
入れ替わりに帰ってきちゃったの。」
『うわっ!それ1番やばいやつ…
明日顔腫れてんじゃないか?』と笑っている。