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またいつか貴方と
第31章 卒業




亜里沙が立ち上がって拍手してくれて…
それに涙してしまった。


「あーりーさーーーー」

『沙綾おいで』


私は亜里沙に抱きついてワンワン泣いた。
亜里沙は私を抱きしめて偉かった。と
頭を撫でてくれた。


パチパチパチと周りから拍手をもらった。
みんな泣いている。


すると彼女が近付いてくる。
『橋本さんごめんね。ひどい事言っちゃった。』
と私の隣で謝ってくれたのは松山さん。


「ううん。大丈夫。」


私たちは握手をし友達となった。


すると担任が話を始めた。


交通事故は巻き込まれることもあれば
巻き込むこともある。

これから車を運転することになるんだから
くれぐれも気をつけるようにと。



それからクラスの発表は続き
この日は終わりを迎えた。


帰りに正門にいるのは道隆さん。

『おかえり沙綾』

「ただいま道くん。」


そう私は敬語を辞め道くんと呼んでいる。



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