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第4章 二人の相性

深呼吸してもなお私の身体はドキドキして
熱い熱をもったままだった。


「そうそう。力抜いて、
あ、今ちょっと余裕ができたな。
指動かすよ。」


そういうと聡くんは私の胎内にある指を
出したり入れたりして動かす。

「あ…っんー」

「気持ちいい？痛くない？」

「…痛くないっ」

「ならよかった。痛くないならもう１本増やすよ」


え？指を２本もそこに挿入するの？
そんなの無理だよー


「待って…無理だって。」

「痛くないようにゆっくりするから
力だけ抜いてて。」


するとズブズブっと入っているのが分かる。
そして痛い。


「…痛っ」

「沙綾痛かった？力抜いて。
これ以上入れないようにして入口解すから」



すると挿入された状態で２本の指を
グリグリと回し始めた。
さっきの痛かった感覚はないけど
やっぱり違和感がある。


「聡くん…」

「沙綾どう？
さっきよりはしんどくないでしょ？」


もうダメかもしれない…