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またいつか貴方と
第7章 守ってくれる




「だから別れてあれを消したかった。」


すると聡くんはそんなの別れなくても消すつもりだった。
なのにお前が山本に向かってってるの見て
こいつ強いなって思ったわけ。と…


「俺は沙綾だけだからこれからも
一緒に居てくれ。
頼むから居なくなるな。
それと自分の身体を傷付けたりするなよ…」


それは私の手首を触りながら発した言葉だった。
バレてたんだと思い、服で隠したが遅かったみたい。



ま、とりあえずはこれで落ち着くだろう。と
安心したような聡くんの顔を見て
これから学校行っても聡くん居ないのか…
つまんないなー。


「あ、あと高校は出るよ。3年のあと半年分の単位を
通信で取るから。」

お前はしっかり卒業しろよ。と言われてしまった。



その後の話では
男の人たちは建築会社で住込みで
必要最低限の給料を渡し残りは私への慰謝料として
蛍子ちゃんが管理しているらしい。

真奈美ちゃんは今回のことが学校にバレて
退学になって今は神崎組のみんなに飼われているとか…






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