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またいつか貴方と
第7章 守ってくれる
私も謝らないと...
「ごめんね。
ちゃんと聡くんの話聞いてあげなくて
自分のことしか考えてなかった。
だから私がこうなったのも自業自得だよね。」
すると聡くんがそっと抱きしめてくれた。
私はビクッとしてしまっけど
聡くんは俺が悪いとずっと謝っていた。
「私ね…汚れちゃった。
あの人たちに何回もされて…
もう汚くて…」
するとさらに抱きしめていた力が強くなった。
「綾人に聞いて心臓止まるかと思った。
そんでお前の家乗り込んだけど
その後の沙綾の状態も聞いてたから。
辛かったな。頑張ったな。
お前は汚くない。
その傷はまた俺がドロドロに愛して
上書きしてやるから。」
また聡くんと居られるの?
他の男の人に無理矢理やられた私を
また愛してくれるの?
涙がとまらない。
それでも聡くんは私を抱きしめたまま
絶対話さなかった。
「真奈美ちゃんがね…
別れないとあの時の写真や動画
流すって言ったの。」