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またいつか貴方と
第7章 守ってくれる
「はは…何言ってるの?
聡くんは居なくならないよ。
そんな人じゃないって分かってる。」
私は聡くんの言葉をそうやって軽く
返してしまった。
聡くんも
「ごめんごめん。ちょっと聞いて見たかっただけ。」
と笑いながら言ってくれた。
もう!変な冗談言わないで欲しい!と
プンプンしている私を宥めてくれた。
そして私達はコーヒーショップでコーヒー買い
それを飲むと家に帰ってきた。
聡くんの家に着くと
珍しく蛍子ちゃんがいたから…
蛍子ちゃん!こんにちはー
と挨拶をすると
『あ…沙綾。いらっ…!!!!!!』
そこまで言うとどこかへ走っていなくなった。
「蛍子ちゃん怒ってる??」
私の質問に頭に手を乗せた聡くんが
「ほっとけ。気持ち悪ぃんだよ。」と
私を部屋まで連れて行った。
すると聡くんママが部屋に来て
『今日ねー、チーズケーキ作ったのー』と
また部屋に乱入してきた。
そして教えてくれたの。
蛍子ちゃんのことを。