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嘘やろ!?
第9章 夏休み
私とこの先も一緒に居るつもりなら、養ったるとかの適当な話でなく、ちゃんとした未来を決めて欲しいと思ってまう。
「わかってる。朱音が望むようにしてやる。」
「それは大学に行くって事か?」
「そうして欲しんやろ?」
「私の為やないで、行くんなら透の為に行かなあかんねんで…。」
「朱音の為が俺の為やて…。」
キスで口を塞いで来る。
ここで流される訳にはいかない。
「真面目に考えへんなら帰るで…。」
透にお預けをしてやる。
それでも余裕がある透はニヤニヤとする。
「いつだって真面目に朱音が欲しんや。だから真面目にやったるよ。」
男前の顔…。
しかも自信満々の顔…。
ちくしょー!
カッコいいから止めろやー!
そう叫びたくなるほどにドキドキとする。
「朱音が可愛い顔してくれるんなら俺はなんでもしたるからな。」
何度も顔中にキスをする。
結局は透に逆らえずにしたいようにされてまう。
シャツが脱がされてブラジャーを剥ぎ取られる。
背中にキスを繰り返して脇から伸びて来る透の手がしつこいくらいに乳首を弄る。
「猿っ!」
「猿言うな…。」
キュウッと透の指が乳首に痛みが走るくらいに摘んで来る。
「あひゃん…。」
簡単に感じさせられて悔しいとか思う。
ただ、ひたすら胸だけを弄られる。
「胸だけかい…。」
「猿とか言うやろ?」
ニヤニヤとする透に腹が立つ。
「俺の事、好きか?」
「好きやない…。」
「相変わらずの嘘つき朱音ちゃんやな。」
笑いながら透がベッドに寝かせて来る。
服を投げ捨てて全裸になった透が腕枕をするように私を抱きしめてスカートもパンティも剥ぎ取って来る。