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嘘やろ!?
第22章 最先端研究室



家に入り荷物をキッチンに置くなり透を探す。

今日は入学式だけやったから私よりも先に帰ってるはずや。

何も無いリビングを見渡し寝室を覗く。

青いシーツのベッドにはイルカしか居ない。

透…。

もう一度、リビングに戻るとタオルで髪を拭いてる風呂上がりの透が居た。


「透っ!」


Tシャツ姿の透にしがみつく。


「どないした?今日はちゃんと早かったな。」


笑いながら私の額にキスをしてくれる。


「透だけは譲られへん…。」

「何の話やねん…。」

「佳奈子に…、佳奈子に透を売ってくれ言われた。」


透の手に力が籠る。


「透…。」

「大丈夫や。簡単に俺を売り飛ばすなよ。」

「絶対に譲らん!」

「わかっとる。だから落ち着けや。」


何度も顔中にキスをしてくれる。

そうしてくれないと私が泣きそうになるからや。


「飯の用意したるから風呂に入って来いや。」


少し落ち着いた私に透が言う。


「ご飯は私が作ったる。今日は透の誕生日やん。」

「そんなんは要らん。俺が欲しいのは朱音の愛情だけやからな。」


ニヤリとする透に顔が熱くなる。


「やっぱり…、せなあかんか?」

「そんなに嫌か?」

「当たり前やん!恥ずかしいわ!」

「なら尚更見たい。俺だけが知ってる朱音が欲しい。」


一瞬、ドキリとする。

佳奈子だけが知ってる透…。

佳奈子のオナニーも見た事あるんか?

見せたら透はどんな顔を私に見せてくれるんや?

佳奈子に負けたくなかった。


「風呂…、して来る。」


いつものパジャマを取りに行こうとした。


「今日はこっち…。」


透からピンク色の紙袋を渡された。


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