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奴隷の罠
第1章 一




…奴隷になったんだから、こんなことをするのも当然よね。

誠也様から愛される様に頑張らなくちゃ!


「…誠也様……」


ちゅっちゅっと音を立てて吸い上げられる唇。

牡丹はだんだん気持ちが良くなってくる。

だが……急に誠也の右手が陰部へ伸びていくと、ビクッとした。


「んんっ?!…お、お待ちください!誠也様、そこは……!」

「どうかした?」


慌てる牡丹を見て、誠也はクスッと笑う。

そんな誠也へもじもじしながら訴える。


「あの……その……そこを触られるのは、恥ずかしいんですが……」

「恥ずかしくても我慢しないと、奴隷にはなれないよ?」

「…すいません……」


…そうだわ。奴隷になるんだから、何でも誠也様の言うことを聞かなくちゃ。

牡丹は謝りながら、ぱちんと両頬を叩いた。


「ど、どうぞ!誠也様!隅々何処でも私の体を触ってください!」


まさか誠也が一瞬呆けるとは思ってもいなかった。


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