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きっかけは映画館
第15章 これはデートですか?


「これが、温泉?」

「そう、超穴場、しかもタダ、だけど超露天…」

「バス停じゃないの?」

「回って見ちゃダメ、男湯も見えちゃうよ?」

「わかっ…た…」

「タオル巻いたまま、入っていいんだ。小屋で着替えて、タオル巻いたら、こっちの湯船の方に来て浸かる。小屋にシャワーがあるから浴びて、浸かる。

源泉掛け流しだから、いいお湯だよ。解放感、半端ないけど…」

「私タオル…」

「俺が持って来てる。貴重品はバイクのポケットにしまえる。
それこそ、近所のホテルとかツーリングの奴か、地元の爺ちゃん婆ちゃんしか来れない超穴場。それぞれ二人くらいしか入れない。」




その温泉は、道路から石垣を少し降りた所に、麻里絵ちゃんが言うように、海に向かって立ってるバス停みたいな小屋。

脱衣場兼シャワー室は、四方囲まれた小屋だけど、湯船のある部分はまさにバス停。

海に向かって全開。

だから、海、砂浜からは丸見えなんだけど、実はタオルを巻いたまま入っていいのだ。

多分、道路と海までの岩場の崖地に温泉が出ちゃって、何も建てられないからこんなことになっているんだと思う。

駐車場もないし、掘っ立て小屋みたいだから、知る人ぞ知る超穴場だ。

意地悪く混浴にしてて、それこそ地元の爺さん婆さんしか入れない所も含め、三ヶ所くらいこんな風呂があるんだ。


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