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きっかけは映画館
第23章 リベンジ?


麻里絵ちゃんの手を俺の膝頭に置かせ、右手で右手を、左手で右太ももを愛撫する。

「ヒジオ…?」

振り向く麻里絵ちゃんに口付けをしてから言った。

「わかってるでしょ…初日の映画館の…痴漢行為の記憶の…塗り替えさせて?」

麻里絵ちゃんは、力が抜けたままで、ふにゃりと微笑む。

そんな表情をさせているのが、自分ということすら嬉しい。

右手で指をなぞり上げて、左手を麻里絵ちゃんの左手に重ねてから、太ももに乗せる。

麻里絵ちゃんは会社用のスーツのままだったから、膝丈タイトにストッキング。

あの時以上に、丁寧に気持ちを込めて、膝頭を人差し指で擽る。

更に俺に寄り掛かる麻里絵ちゃんのうなじに唇を触れさせれば、ピクッと震えて、
はぁっ…

甘い息を吐いた。



ああ、もう挿れてぇ…

愚息が呟くけど、無視して、
でも堪えられなくて、繋いだ右手を寄せて、手の甲にキスをする。
そして舐めては唇で拭い、左手はスカートの境目とストッキングの感触を味わった。


「はぁっ……ヒ…ジオ…あの時…何て…言ったの?」

ああ、まだ考える余裕があるんだと、悔しくもあり、嬉しくもあった。

「ああ…今とは違うけど…聞きたい?」

「う…フん…」

鼻から抜ける声に、どうしようもなくなるけど、

「あの時は…『可愛いね』って…」

麻里絵ちゃんは喋る度に、触れる度にピクピク震える。

「………今…は?」

「…っ、好きだ…愛してるっ…一生…離さない…」

ああ、正面切って告げたかったのに…

また、麻里絵ちゃんに…殺られた。



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