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きっかけは映画館
第27章 おうちで映画
ヒジオはイッテも続けようとする。
気持ちいいけど、体力が…持たない。
それにヒジオにも気持ちよくなって欲しい。
恥ずかしいけど、
「もぅ…来て…」
と言葉にすると、特大の箱からお帽子を取る。
あっ…えっ…嘘っ…
後ろから挿入ってきたヒジオは、さっきよりも奥まで来る。
それだけでいっちゃいそうなのに、動き出す。
ナカもいっぱいいっぱいで、全体を擦られて…すぐにイッテしまった。
「麻里絵ちゃん、もうちょっとこっちに…」
ヒジオに腰を掴まれて、ベッドの縁まで引っ張られる。
ヒジオはベッドから降りて立っているようだった。
ズズン…
深いぃ…
自由になったのか、更に深く、回すように突き立てられ、思わず声が出てしまう。
グチュングチュンとヒジオがナカで暴れる。
あああっ…ヒジオ…もう無理…もういっちゃう…
「もうちょっとだけ…」
比べちゃ悪いけど、相性がいいとはこういうこと?
ヒジオが精力が強いって…こういうこと?
ああああっ…
もう一度いかされて…一緒にヒジオも達した。
「ごめん、麻里絵ちゃん…本当は最後は顔を見て…と思ってたけど、麻里絵ちゃん無理そうだったから…」
横たわり、私を上に寝かせて、申し訳なさそうなヒジオ。
はい、お気遣いありがとうございます…
脱力してヒジオに全体重をかけ、何も言わずにチュッと頬っぺにキスをした。
「麻里絵ちゃん…?」
麻里絵ちゃんの体力を考える余裕もなかった。
本当は顔を合わせてと思っていたけど…
だからと言うか、あんまり肌を合わせないままだったと、横たわり麻里絵ちゃんを自分の上に寝かせた。
麻里絵ちゃんは上気してピンク色だ。可愛い…と見つめていると、
麻里絵ちゃんが近づいてきて、頬にチュッとキスをくれた。
麻里絵ちゃんの方からしてくれるなんて、嬉しい。
「口にも頂戴?」
調子に乗って言ってみる。
麻里絵ちゃんはパッと赤くなったけど、
そのまま、唇にチュッとしてくれた。
「あ〜、幸せ〜」
麻里絵ちゃんを抱き締めて言った。
「ヒジオは、すぐに幸せになれるね。」
「だって麻里絵ちゃんと一緒にいるだけで、幸せだよ?」
思ったままを言うと、麻里絵ちゃんはびっくりしている。
何か変か?
もう一度ギュッとした。