• テキストサイズ
きっかけは映画館
第38章 きっかけは映画館


ずっと麻里絵ちゃんに言いたかったことをあっさりおやっさんに言われてしまう。でも麻里絵ちゃんは、おやっさんとの会話として俺の名前を出しただけで俺を呼んでくれた訳ではない。

そして麻里絵ちゃんは何やら考えているようだ。
おやっさんがグイグイ押しすぎだろう。
勝手に結婚する話なんてするから、麻里絵ちゃん戸惑っちゃったんだろう。

料理は焼き鳥から海鮮焼きに変わり、ホタテや海老が焼かれて、これはこれで芳ばしい匂いが立ち込めてきた。

「ん〜、美味しそうな匂い。匂いだけでお酒が進んじゃうね。」

考え事をしていた麻里絵ちゃんが、目を輝かせて炉端を覗き込んで言った。

「うん、とにかくおやっさんの料理はハズレがないから。」

「そりゃ、活きのいい素材を網に置くだけだからな。」


/497ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ