- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
きっかけは映画館
第41章 二人のための岬
ブラウスで隠れそうな位置を狙って紅い所有の印を刻んでいく。
ん…ん…ヒサオ…
麻里絵が何か言おうとするが、着物の衿を開いて口づけていった。
麻里絵も拒まず俺の頭を掻き抱いている。いっぱいヨクしたい。それだけで箍が外れた。
ヒサオ…ヒサオ…
余裕なく俺を呼ぶ麻里絵に満足し、着物の帯を解くと、真っ白な肌が浮かぶように映え、ポワンとしたおっぱいが揺れて溢れた。
下側から掬うように集め、その柔らかさを堪能する。
甘酸っぱい香りとぷるんとした弾力にふわふわの触感はデザートのようだ。
手で集めては唇を寄せて食み、思う存分堪能する。
麻里絵は恥ずかしくなったのか、少し視線を反らしているが、構わず左右両方を味わった。
しばらくそうしていると、麻里絵の脚がモジモジと動き出す。
それを見計らって帯を完全に解き、着物を完全に取り払う。
何だか桃のようだと思いながら、瑞々しい果実を露にして太ももの間に身を沈め、そこを舐めながら手は変わらずおっぱいを揉んでいく。
もう先端の実が赤く色づいたところで指先で摘まんだり捏ねたりしながら、果汁を啜り、その間の実を舌先で捏ねる。
「あああっ…ヒサオ…ヒサオ…いっちゃうょ…」
「いいよ、遠慮なくいって…」
何度このやり取りをしても、麻里絵は先にいくことに罪悪感を持っているようだ。
「いっぱいいって、そしたら俺もよくなるから…」
そう伝えて腿の間にある実に吸い付いた。
布地を裂くような高い声が上がり闇を開いたようだった。麻里絵が涙目で俺を見上げ、手がさまよっていた。