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きっかけは映画館
第13章 金曜日


「麻里絵ちゃん?


麻里絵ちゃん…」

何故、裕司と私が結婚にたどり着けなかったのか…


何となくわかったような気がして私は涙していた。


ヒジオに手を引かれ、ヒジオの親指で涙を拭われ、ようやく泣いていることと、エンディングロールがとっくに終わっていることを自覚した。


「麻里絵ちゃん、先週と同じ所でご飯食べるんでいい?」

私は弱っていて、ヒジオに支え上げられてようやく立てた。

まだ涙が止まらず、ヒジオに肩を抱かれて、映画館を後にした。


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