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冷酷王に囚われて~狂った歯車
第1章 異世界へ
「ん、ここは?」
少し頭が痛いが何とか動けそうだ。
そう思いベッドを降りようとした
その時
「どこへ行く」
背筋が凍るほど冷たい声だった。
恐る恐る振り向くと、さっきの
派手な着物の人だった。
「ちょっとトイレに行きたくて」
「・・そうか。なら私が案内
しよう」
手を握られドアの前についた。
中に入るとここはトイレかと
思うほどの広さだ。
終わるとドアの横にあの人が
まだいたので少し驚いたが
またベッドに戻された。