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夏だ!裏・裸島にようこそ!【改題】
第3章 裸島に上陸、しかし…
ブオオオオオオー
汽笛が、上がった。
島に、近づいている。

「ユウキさん、レッスン、ありがとうございましたー」
「ありがとうございましたー」
「ありがと、ございましたー」
3人が、ぴょこんと、頭を下げる。
「いやいや、どういたしまして」
と、こちらも丁寧語になっちまった。
「では、また、事務所でお会いしましょう」
とルナちゃん。
「では、また」
と俺も、相づちをうち、3人は、ビキニのまま下船していった。

俺は船室に荷物を取りに戻ると、最後尾で下船した。

うおおおおおお!
ついに、来たぞ!裸島!
よーし、女子をいっぱいひっかけて、楽しむぞー!
ただ、引っかかるかどうかは、わかんないけどなあ…。20歳超えて、小学生みたいな外見の女子なんて、そうそういるわけないからなあー。

さて、まずは、受付、受付。
えーと、まずは受付で登録して、カードをもらって、部屋に入る、という話だったな。
下船したら、すぐ目の前にテントがあるということだ。

………

テントが、ないぞ。
というか…、この島って、若い男女しかいないと聞いていたが。

俺は、すぐ目の前の光景に、目が点になった。
船が停まっている、そのすぐ横に、漁船が停泊していて、年老いたじっちゃんとばっちゃんが、魚を下ろしていた。
えっ?
見回すと、遠くの道を、あきらかにオバハンみたいなおばはんが、歩いている。
その横を、おっさんみたいなオッサンが、歩いてる。

え…っと、ここは、どこ、だ?
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