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50センチの距離
第26章 クラブハウスサンド & カフェオレ
…やってしまった…

オンナとしてあるまじき失態…


ふ、と目が醒める。
見慣れない天井が目に入って、一気に覚醒した。
…ココ、ドコ?
ホテルとかじゃ、なさそう…フツーの部屋…

私は全く見覚えのない部屋で、タバコのにおいが染み付いた布団にくるまって寝てた。
キョロキョロと辺りを見回す。
漫画だったら隣にイケメンが寝てるところだけど、そんな事もなく、部屋には誰もいない。

パンツ、履いてる…身体に違和感もない…
念の為に枕元のゴミ箱をチェック。
使用済みのコンドームとか、ティッシュの類いは無さそう…
サイドテーブルの上に、スポーツドリンクのペットボトルと、

『起きたら水分取って下さい』

と書かれたメモ。
それを見た途端、喉がすごく乾いてることを認識して、思わずペットボトルを手に取る。キャップを開けてひと口飲むと、まさに吸い込まれていく、て感じでスゥッと喉の奥に入っていく。
美味しい…500ミリのボトルを一気に空け、人心地ついた。

で…、ココは何処⁉︎

細長い感じのそんなに広くない部屋。
ベッドとTVがあるだけ…大きな家具とかはない…
剥き出しのハンガーラックに男物の服が掛かってて。
スチール棚の下の方に不透明の衣装ケースらしき引き出しが4つ、その上にはTシャツとか、ジーンズとかが軽く畳んで置いてある。
そのふたつがワードローブコーナーらしい。ワードローブと部屋の感じからして…男性の部屋なのは間違いなかった。
でも部屋の主は見当たらない。てことは、他に部屋があるのかな…
ベッドの左側と、足元側の隅に扉がひとつずつ。その近辺に洗面台と洗濯機が据えてあった。右手は一面壁で窓は頭側の壁にしかない。


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