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SMを詰め込んだ短編集
第3章 シスターのひみつ/奴隷・SM
「れんお願いっイきたいよぉ…」
「お、いいねそういうお願い。聖職者が悪魔にお願いなんて、なかなかそそるよ」

風が吹き抜ける。大股開きにされたそこが一気に冷やされて、図らずとも刺激になった。
それは思いのほか気持ちよくて、熱を持って必死に快楽を欲しがるクリトリスが歓喜した。

「あはっ。鈴、風にまで気持ちよくしてもらっていいね。ふーって息を掛けてあげようか」
「あああっ!」
「気持ちいい?…そうだろうね。ねぇ鈴知ってた?悪魔の唾液って、人間に催淫効果があるんだってさ。俺もこの前初めて知ったんだけど」
「あはっ…ああっんんっ」
「ありゃ…もう聞こえてない?目がとろとろだ」

頭がしびれている。イきたい。イきたいイきたいきたいイきたいイきたい!!!!

「かわいい鈴を見てたらそろそろ俺も限界だよ。今すぐ悪魔の杭を打ち込んであげるからね」

がちゃがちゃと金属の音がしているが、蓮の姿をはっきりと視認することができなくて。
ぬめったツタに遊ばれたこのはしたない乳首でさえ風が吹いただけでじくじくと歓喜している。
もっと、決定的なのがほしい。お腹のおくまで…

「あああああっっ!!!」
「あはは!鈴ってば。まだ入れただけなのにイっちゃったの?」

木の棒みたいに固くて、熱した金属みたいに熱くて、私のナカを無理矢理引き裂くくらい大きくて。
太いカリが中を引っ掻いて、反りに反ったそれはお腹の奥を抉った。
じゅぼぼ、とすごい音を立てて抜ける手前まで引き抜かれ、息つく間もなく再びお腹の奥を叩きつけた。
ごり、ごりごりごりと子宮を持ち上げるような激しいピストンに手を開いたり仰け反ったり、とにかく暴力的なほどの快楽を一身に受けた。じゅぶじゅぶ、じゅぼ、じゅぶん。聞いたことがない水の音。肉がぶつかる乾いた音。さっきの細いツタが私の乳首に再び絡みつき、一本は蛇行しながらクリトリスを捕まえた。

「どう?鈴気持ちいい?俺とのセックス大好きだもんね?」

頭を抱え込まれて、キスをされる。蛇のような舌が口内をまさぐっている間にも、激しいピストンと悪戯なツタが休まることはなかった。
もうどこがどういうふうに気持ちいいのか分からなくて譫言のように蓮の名前を呼ぶ。目を細めて嬉しそうに私の名前を呼んで、かわいい、大好き、気持ちいいよとキスをくれた。



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