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SMを詰め込んだ短編集
第3章 シスターのひみつ/奴隷・SM
ふと意識が浮上する。最初に目に入ったのは、今朝私が持っていた竹箒。
蓮は私の意識が落ちてからきっと処理をして帰っていったんだわ。ワンピースはきちんと元通り。私が風邪を引かないように薄いブランケットまでかけてある。甘い残り香を少しだけ残して去っていった恋人を想った。
私の愛する悪魔。蓮。いつもキスをしてからきちんと別れの挨拶をしたいのに、どうにも中に出されるあの快楽に抗えず意識を手放してしまう。そうしていつの間にか去っていった恋人を思い出して少し寂しくなる。
目を空に向けた。鮮麗なオレンジ色が飛び込んできて慌てて体を起こした。
すっかり夕方になってしまっている。
大変だ…!!感傷に浸っている場合ではない!
竹箒を放り投げて急いで台所へ向かった。
少しでもお夕飯が遅れれば、また地下室行きだ。
ばくばくと脈打つ心臓と震える手を何とか制し、まな板を取り出す。
今日こそ、地下室行きは免れますように…!
思い虚しく、庭の掃除をサボっただろう、懺悔なさいと地下室へと閉じ込められた。
「ふふ…鈴ってば、また鞭打ちされてる。かわいそうにね。でも助けてあげないよ。俺悪魔だからさ。俺の腕の中で可愛く鳴く姿もとってもかわいいけど、ああやって鞭打ちされて泣き叫んでるところ見るのも大好きなんだよね…おお今日は乗馬鞭か…。あんなに大きなディルドまで突っ込まれちゃって…泣いてる鈴ってどうしてあんなにかわいいんだろう。明日また慰めてあげないとね。それまで頑張ってね鈴。」
蓮は私の意識が落ちてからきっと処理をして帰っていったんだわ。ワンピースはきちんと元通り。私が風邪を引かないように薄いブランケットまでかけてある。甘い残り香を少しだけ残して去っていった恋人を想った。
私の愛する悪魔。蓮。いつもキスをしてからきちんと別れの挨拶をしたいのに、どうにも中に出されるあの快楽に抗えず意識を手放してしまう。そうしていつの間にか去っていった恋人を思い出して少し寂しくなる。
目を空に向けた。鮮麗なオレンジ色が飛び込んできて慌てて体を起こした。
すっかり夕方になってしまっている。
大変だ…!!感傷に浸っている場合ではない!
竹箒を放り投げて急いで台所へ向かった。
少しでもお夕飯が遅れれば、また地下室行きだ。
ばくばくと脈打つ心臓と震える手を何とか制し、まな板を取り出す。
今日こそ、地下室行きは免れますように…!
思い虚しく、庭の掃除をサボっただろう、懺悔なさいと地下室へと閉じ込められた。
「ふふ…鈴ってば、また鞭打ちされてる。かわいそうにね。でも助けてあげないよ。俺悪魔だからさ。俺の腕の中で可愛く鳴く姿もとってもかわいいけど、ああやって鞭打ちされて泣き叫んでるところ見るのも大好きなんだよね…おお今日は乗馬鞭か…。あんなに大きなディルドまで突っ込まれちゃって…泣いてる鈴ってどうしてあんなにかわいいんだろう。明日また慰めてあげないとね。それまで頑張ってね鈴。」