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SMを詰め込んだ短編集
第4章 兄とあたしの蜜事/SM

「今すぐ入れてやろう」
「ああああっ!」

ぐぶりと一気に押し入る熱いおちんちんに、あたしのなかは狂喜乱舞した。
股縄よりもおもちゃなんかよりも、やっぱりお兄ちゃんのおちんちんが1番大好き。
ごりゅっごりゅっと突き上げられて、お兄ちゃんにしがみつく。耳や首筋にキスをしながら、お前を愛してる──そんなことばをかけてくれるお兄ちゃんが大好き。
じゅぷじゅぷと水音が響いて、お兄ちゃんのセクシーな声と息遣いを聞いて、幸せな絶頂を迎えた。





「お兄ちゃん」
「ん」

お兄ちゃんに腕枕してもらって、髪を撫でてもらうのが大好き。

「明日も生徒会の会議ある?」
「あー…明日は。…というか、暫くないな。決めなくてはならないことは大方決めた」
「そっか…」

じゃあもうスチール机の中へ潜って、お兄ちゃんにおまんこ踏まれないのね。

「ふふっ…なにを残念がっている?」
「へ!?」
「まんこ踏まれて気持ちよかったのか?」
「やっ…」

ぼん、と顔が赤くなる。違うと言いかけると優しくキスをしてくれた。

「お前を虐める新たな方法を考えなくてはな。なんせ、」


お前が俺に虐められて泣きそうになりながら感じてる顔がたまらなく好きなんだ━━

…そうやって笑うお兄ちゃんの顔、あたし大好きだよ…。
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