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愛おしいキミに極甘な林檎を
第37章 幸せな日々とその奇跡まで

「飲み会もないですし、何もないですよ。デートのお誘いですか?」
「ははっ、用事が終わったらデートしようか。実は風子に会わせたい人たちがいるんだ」
「えっ……!?」
もしかして、それってソラ先輩の親!?
人たちと複数で言っているからまさか家族……?
「会わせてもいいかな?」
「はっ、はい……!私も会ってみたいです」
会いたいっというより、いつかは会わないといけない存在だ。
「良かった。それじゃあ、その方向で話を進めておくね」
「お願いします」
ソラ先輩と付き合って来月で五年目。
ようやく家族に会わせてもらえると思うと今から緊張してきた。
一体、どんな人たちなんだろう……――――

