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愛おしいキミに極甘な林檎を
第38章 真実と愛のかたち

「いけないことをしているようで…なんだかドキドキします……」
湿っている服の上からそっと胸を触られて、もう一度長いキスを交わした。
付き合ってから何度も、何度もしているのに慣れることはなくて体が熱くなる。
愛されていると感じながら、秘部がヒクヒクと疼いて繋がりたいとも思う。
虚ろな目をしてソラ先輩と視線を合わせると、服がびちゃびちゃに濡れている私を自分の体に寄せてくれた。
「今日は一旦家に帰らないと他の場所に出掛けられないかな」
「なにか用事があるんですか?」
「風子がずぶ濡れだし、白い服を着ているからブラジャーが透けて見える」
「えっ!?透けているんですか……!?」
下を向いて濡れた上着を見ると言われた通りピンク色のブラジャーが透けていた。
遠くからは見えないと思うけど近くで見るとばれてしまう。
「俺以外の男に見られたら大変だから帰ろう。お散歩はもういいよね?」
「はい。でもお散歩って…私は犬ですか」

