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愛おしいキミに極甘な林檎を
第40章 婚約者として……



黒いバックからハンカチを取り出して目尻を拭いてから答える。



「お葬式ってこんな感じなんですね……。初めてだったので色々と驚きました……」



「そうでしたか……。今となってはあっという間に過ぎていったように思えますけど、こればかりは何度経験しても慣れません」


口ではそう言う割に理人さんは冷静だった。




「……私も慣れることはないと思います」



この数日間で見たことも忘れないと思う。


人が亡くなるという事を初めて知ったから……。



「帰っても誰もいなんですから今日はうちに泊まっていったらどうですか?

……つらい時はひとりでいるより誰かと一緒にいた方がいいと思うんです」




「心配してくれてありがとうございます。……でも帰ります。今の私が帰る場所はあの家ですから……————」


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