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愛おしいキミに極甘な林檎を
第7章 甘い夢と濃蜜な快楽
「風子ッ……」
激しくピストンをされている間、他の誰でもない私だけを求めているように何度も名前を呼ばれた。
ソラ先輩の今の気持ちも分からない。
でもこれは夢だから分からなくて当然か……。
「っ……、イクッ……」
「イってくださいっ……、あっ、んっ…、あぁっ、あんっ」
吐息を漏らして動きを速めた後、ソラ先輩は私のナカで絶頂を迎えて熱い液を放っていた。
果ててからぐったりとしている彼を私は優しく抱きしめる。
連絡がなくなる前にセックスをして終わった時のように……。
その後、しばらくベッドに横になっていると眠気が襲ってきた。
うとうととしている私を見て、柔らかな笑みを浮かべたソラ先輩がそっと髪を撫でてくる。
「おやすみ……」
低い声で優しく囁かれ、私は瞼が重くなると共に深い眠りに落ちていく……。
もう、夢の時間は終わりなんだ……。
濃厚で甘い懐かしい夢だった……――――