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愛おしいキミに極甘な林檎を
第8章 邂逅と甘美なデート
とても懐かしい夢から目が覚めた。
視界にはホテルのような光景が映り、私はふかふかのベッドで横向きに寝ていた。
背中はほんのり温かくて心地良い。
まるで後ろから誰かに抱かれている状態だった。
ぼんやりとした意識が少しずつはっきりしてきて分かった。
後ろに誰かいるのは気のせいでなくて、私は誰かに腕枕をされて眠っていたんだという事を……。
そして……男にしかついていない固いモノが尻にあたっているような感じがする。
お互い裸だから事後……?
「…………」
男を起こさないように腕の中からそっと離れて相手が誰なのか確認する。