この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜

「ふっ、気持ちいいならもっとするよ……?」
「あっ、あっ、あぁっ、イクッ、だめっ、いやぁあああ」
敏感になっていたクリトリスを舐められているうちに二度目の絶頂の波がやってきて、身体中が快感に支配されて熱くなる。
舌が放された時には、体から力が抜けて薄らと開けている目から涙が零れてしまいそうだった。
ソラ先輩のするお仕置きが好きで、この気持ち良さが癖になる……。
もっと、もっと快楽に溺れたい……。
「はぁっ……、はぁ……、ソラせんぱい……、今のすごく気持ち良かった……」
手を伸ばすと私に被さってきて乱れた髪を優しく撫でてくる。
私が呼吸を整えている間は意地悪をしている時とは違う穏やかな眼差しを向けてきて、絶頂の後にやってくる虚無感を甘い時間へと変えてくれた。
「いっぱい感じる風子が可愛くて、可愛くて堪らないんだけど」

