パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第62章 愛おしいあなたに……

今の私にはそのことも分からないから、少しだけ以前の自分にヤキモチを焼いてしまう。


でもソラ先輩からは何も変わらない愛情を確かに感じる。


それは何があっても私のことを一人の人として見てくれているから……。



「愛してるよ……」


「私も愛してます」


見つめ合ってから唇を重ねて、自らそうして欲しいと私も願っていたと思えた。


心に決めた愛している人が変わらないと同じように……。




結婚式の二次会はお洒落なダイニングバーで行われることになった。


幹事を務めている那砂さんとソラ先輩の友達が盛り上げてくれてカジュアルな雰囲気で楽しめた。


一段落して自由に雑談が始まり、とあるテーブルへ向かうと何か引っかかることがあるのか懐かしい気持ちになった。


「なっ……。ここにいる全員がマジなんですか……」