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愛おしいキミに極甘な林檎を
第23章 婚姻届


体を熱くして繋がっている時も時計を気にしていた。

帰らないといけない時間が近づいてくることに怯えながらも愛に浸る。


「好き」と何度も好意を言葉にしてもなかなか会うことができない寂しさを考えると足りない。


「あっ、あぁっ、んっ、あんっ、ん…、もっと…キスしてぇ……。キスしながらイきたいですッ……」

「はぁっ……、いいよ……。でも今日は一緒にイこう」


でも絡めている指と触れている唇から強く求められて安心する。


二人で絶頂を迎えた後もその両手と交えている熱い身体はすぐに放されなかった……。



「……すみません。気持ち良くて抵抗できませんでした」


「受けて立つとか言ってたけど風子の負けだね」

「負けましたけど他の人だったら股間を蹴り飛ばそうと思います」


「そっか、それは怖いからされなくてよかったよ……。……で、誰のことを想像して襲われてたの?」

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