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第26章 強引な彼に犯されて……

「っ……、困ります……」


「なんで？」


「私が好きな人はソラ先輩だからです」


そう言うとソラ先輩は強引に私にキスをしてくる。

私からもしたいのに動けないからされるがままだった。


「俺とは結婚できないかもしれないんだよ？」


「っ……、それでも……。私はソラ先輩が前に言ってくれたことを信じようと思います……」


祖父に結婚を反対されてからソラ先輩と会うことを禁止されてから約束したこと。

前のように会えなくなってからその言葉を信じていた。


「待たせてごめんね」

「いいえ……」


「……デートを勧めた理由はね、郁哉さんに駒を動かすために協力してもらうためだよ」