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第29章 囚われの時間に濃厚な✕✕を注がれて

体調が悪い上に二回も射精したのにまだ私よりいけそうな顔をしている。


「ここまで性欲が強いなんてびっくりしちゃいました」


「まあ、風子に嫌われたくなくて控えめにしてた時もあったよ」


「私はソラ先輩にならどんなプレイをされても嫌じゃないです。実際、今まで私が本気で嫌がったことがないじゃないですか」



「嬉しいけどさ、その好奇心は教えられたものなの？」


「……これは誰に教えられたわけでもない元々のものですよ。でもその心をくすぐってくれる人はソラ先輩しかいません」



「手放せないほど惚れてるのにまた惚れ直させるとか小悪魔め。……はぁ、風子の肌が気持ちいいからずっと触れていたい」



照れくさそうに言ったソラ先輩は私に被さりながら甘えるように肌に頬ずりしてくる。

その姿が可愛くて首に手を回して髪を撫でた。